ハテナアンテナ

あなたのハテナをわかりやすく解説!

風習

冬至にかぼちゃってなんで?その由来は?ゆず湯にも入るの?

スーパーから帰ってきて、大きなかぼちゃ
袋から取り出した瞬間、それを見ていた娘が
「え~今日はかぼちゃの煮物?」と、嫌そうに言う。

416180
わたしは「うん、冬至だからね~」と言うと
娘は「なんで?冬至は、かぼちゃ食べなアカン?」
と聴くので、「あっ、まぁ~ね~」と、
何ともあやふやな返事。
「絶対に食べなアカンの?それやったらシチューにして!」
とのこと。

わたしだって、特に由来なんてものは知らないよ。

ただ、ず~っと昔の、ばあちゃんが居る頃から
冬至には、かぼちゃを食べて、ゆず湯に入るって
決まってた。(そうだ!決まってるんだ!)(-"-)

現代のように、かぼちゃでシチューやら、プリンやら
そんなハイカラな物はなく、かぼちゃと言えば煮物。
(次の日は冷めて、一層味がしみて美味いんだよ!)


まぁ確かに、かぼちゃを食べることがメインなんだから
メニューは、シチューでもいいかもしれないけど・・。

だけど、「なんで、食べなアカンの?」と言われたら、
「食べる日だから、食べなアカンの!」では、
通じなくなっている、お年ごろ。(;^ω^)
(そうそう、あんたの負け!)(-"-)

よしっ!こうなったら娘が納得するように、
説明しようじゃないか!

と思い、冬至にかぼちゃを食べ、ゆず湯に入る由来を
詳しく調べましたので、あなたもぜひ、参考にして下さいね。

冬至にかぼちゃってなんで?その由来は?ゆず湯にも入るの?

冬至とは、二十四節気のひとつで、昼がもっとも短く、
夜が最も長い日のことを言います。

だいたい12月22日あたり(平成28年は、12月21日)です。

昔は、クリスマスイブも天皇誕生日の休日も
ありませんでしたから、12月暮れちょっと前の
庶民のメインイベントは、『冬至』でした。

一番夜が長いので、いろんなものの終わりを
感じる日であったのでしょう。

また、陰陽思想でいうと、冬を「陰」夏を「陽」と
分けていたので、つまり、冬至はマイナスの真っ只中であり、
そこにプラスの気を足して、なるべく中庸にしたいと
考えられていました。

それゆえに、夏の食べ物で保存の効く『かぼちゃ』
(上手に保存しないとダメになりまますが、
皮が硬いので腐りにくいとは言えます)の登場です。

かぼちゃは、胃腸を丈夫にして体力をつける食べ物です。
野菜の中でも特に、ビタミンC、カロテンが豊富です。
087218 冬野菜というと、大根や、なんとか雪が降っても育つ
菜っ葉くらいしかない時代。

ビタミン不足で、ちょっとした病気になりやすい時期が
冬であったことから、考えだされたのが冬至かぼちゃです。

夏に採れるかぼちゃを保存しておき、その陽の気を、
昼の一番短い日の、冬至に取り入れる。

理論としてはわかります。

地方によっては、風邪ひきなどのちょっとした
病気対策のために食べたりします。

予防としても、「中風にたがらないように」
『たがらないように(あたらないようにって事)』
ってためです。

中風とは、脳血管障害、今で言う寝たきりの
脳梗塞にならないようにとの、願いをこめて
最強のビタミン野菜かぼちゃが投入されるです。

普通に、かぼちゃの甘煮を食べることがほとんどかと
思いますが、地方によっては、『小豆かぼちゃ』で、
さらにビタミン強化と、小豆からでる赤い色で、
健康を願います。

かぼちゃを水煮して、缶詰の小豆とまぜる。
また、『小豆粥』を食べる地方もあれば、こんにゃくを食べる
地方もあります。

ただ、そこにあるのは、健康で冬を越しましょう
という気持ちなのです。

寒いときは、過激な温度差で、脳梗塞などの病気や
ヒートショックなどが起こりやすいですから、
そこにもビタミン強化の知恵が見受けられるのです。


ゆず湯にも入るの?


また、ゆず湯に入るのも冬至ならではです。

291943
ニュース等でも、冬至の日お猿さんが露天風呂に
入ってるところに、ゆずを入れたりする光景を
観たりしますよね。
近ごろでは、あれも冬至の風物詩となりました。


『ゆずは高いのになんで、ゆず湯なの?』と、
最近の『風習にこだわってみましょう隊』の方々は
言いますが、ゆずって、11月辺りからわんさか採れるので、
冬至の頃はもうまさに、ゆずが余ってしょうがない、という
時期なんです。

ゆずの木は、一年置きにいっぱい実をつける、つけないを
繰り返すんですよ。
ゆずの木を持っている方が、数人知り合いにいれば、
毎年たくさん頂けるかも・・。
(えっ!今年はないの?)(゚д゚)!


ゆずって、料理にちょこっと搾るか、皮の部分を
香り付けや飾りで使う以外、ゆずをどうこうして
料理するってこともないですし・・。

みかんのように、ばくばく食べるってこともないですから、
入浴に使って、身体の芯から温まって、お肌つるつるにが、
一番いい使用方法なのかもしれません。
それで、広まったのかと思われます。

なんと言っても、あの香りはたまりませんしね~。

ですが最近は、『柑橘系アレルギー』の方もおられるようで、
たくさんゆず採れましたから、老人施設のお風呂にどうぞ!
と言っても断られます。
差し上げる時は 、ちょっと注意をしてくださいね。


ゆず湯が始まった頃は、家風呂もなかったですし、
毎日お風呂に入るという習慣も、ありませんでした。

だから、冬至にお風呂に入るのは、のようなものだった
と言えます。
禊をして運を呼び込む前に、ゆずの香りで邪気を払い
身体を清めたとも、言われます。


また、ゆず、「ゆうずう(融通)がききますように」って
シャレも込められていたようです。
(日本人って言葉遊びが大好き=言霊=言葉には魂が宿り、
言い続けていれば叶う・・)


冬至かぼちゃもゆず湯も、健康『無病息災』から始まった
先人の知恵だと思いませんか?


322760
冬至にはゆず湯で、身体の芯まで温ったまり、
小豆かぼちゃを、しっかり食べましょう。

歳をとるって、小豆の甘さがつぼに入ってくることで、
またかぼちゃは、女子の好物中の好物
『芋タコ南京(かぼちゃ)』

もう、めちゃめちゃうれしい冬至なんですよ。

-風習
-, ,