ハテナアンテナ

あなたのハテナをわかりやすく解説!

正月

おせち料理を食べる意味とは?由来には具材へ込めた願いがある!

2016/09/02

お正月といえば、「おせち料理」

年末から、食材を買い込み、段取りやら
下ごしらえで、母がとても忙しそうにして
いたのを、よく覚えています。
(家中、煮炊きの匂いで充満していた)
106746
「おせちは、三が日おかあさんが台所に
立たないでいいように作る」


そのため、年末はおせち料理のために
ほぼ台所に付きっ切りですもんね。

とは言いつつも、餅を焼き、お雑煮作ってる。
そこって台所やん、とも思いつつ・・

あとは、お父さんが会社の付き合いで買った
ホテルのおせちを、親戚中に配ってました。
(当時は、なにしてんの?と、思ってましたが、
今では、すごく食べたいです。
お父さん、付き合いにしてもお金持ちだったんですね)。

我が家では、意味がわかんなかったな~。

でもやっぱり、形はどうあれ正月料理といえば
絶対に「おせち」なんだ。

お正月には欠かせない、特別な料理なんですね。
で、調べてみました。

今回は、おせち料理を食べる意味や由来を。
気になる方は、ぜひ参考にして下さいね。

おせち料理を食べる意味や由来とは?


おせちは『御節供(おせちく、おせつく)』
『節会(せつえ)』の略なんですよ。


五節供(年に5回ある、節目の日を五節句と言います。)

    1月7日(人日~七草)
    3月3日(上巳~雛の節句)
    5月5日(端午の節句)
    7月7日(七夕)
    9月9日(重陽~菊の節句)

に、みんなで集まって、お祝いをしたこと。


またその時の、お祝いの席で食べられていた料理から、
おせちは発祥したといわれています。

しかし、みんなが集まるお祝いですから、
基本、お皿に高盛りされたものが原型でした。


その中で、他の4つのお祝いも、祝日になったり
意味付けされたりで、それぞれの祝い対象者のものに
なっていきましたが、人日であるお正月
(なんで、七草にしなかったかは不明)だけが、
特別に特段の宴会として残ったようです。


また、今のように、お重箱に詰められた
『おせち』というのは、終戦後デパートが、
見栄えがいいように、販売し始めたからなんですよ。

すると、元々は保存食ではなかったと言えます。
まあ、宴会の皿盛りがベースだったのですから・・


しかし、料理内容を見ると、火を通したり、
干したり、酢に漬けたり、味を濃くしたりなど
日持ちのよいものが多いです。


これは正月に、お歳神をお迎えして、
共に食事をするということから、正月の火を
神聖なるものとして、雑煮以外は火を使う煮炊きを
避けて、という風習に基づくことからだそうです。


269118

そこに、三が日は、女性を家事から開放する
という意味合いを、足したのだと推測されます。


今では、生ものや珍味、中華料理や西洋料理の
おせちも売っていますが、あくまでも、
日本料理がベースではあることを、お忘れなく。

では、一般的にどんな物が、入っているかを、
それぞれの由来とともに、ご紹介したいと思います。


由来には具材へ込めた願いがある!


おせちの具材には、たくさんの願いが込められて
いたんですよ。


  • 黒豆
    (豆で達者で~という願いを込めて。無病息災)

  • 芽出しくわい
    (芽が出るということから、めでたい。出世を願う)

  • 数の子
    (ニシンの子供が数の子で、ニシンは『二親』
    に通じ五穀豊穣と子孫繁栄)

  • 田作り
    (ごまめ。イワシの幼魚の佃煮。いわしを肥料にすると
    豊作だったそうです。五穀豊穣を願う)

  • たたきごぼう
    (豊年と息災。ごぼうは地中に深く根を張ることから、
    家族代々、その土地でしっかりと生きていくという願い)

  • 紅白かまぼこ
    (形状が、日の出に似てる。紅白という縁起物)

  • 伊達巻
    (巻物に見えることから、学問文化教養。
    伊達巻は伊達政宗の好物であったという説や、
    その派手な装束から名付けられた、という説があります。
    宮城県人のソウルフードだとか・・
    玉子焼きというよりは、かまぼこです。)

  • 栗きんとん
    (金色の団子という意味で、金銀財宝を表したもの。
    金運上昇を願います。)

  • お多福豆
    (福が多いに通ずることから、家族の幸福を願う。)

  • 鰤の焼き物
    (ブリは出世魚だから、出世を願って。)

  • 鯛の焼き物
    (お正月らしく、めでたいに通ずることから。)

  • 海老の焼き物
    (ヒゲがあって、腰が曲がってるのがエビなので、
    長寿祈願。また、脱皮もするので出世も願います。)

  • 紅白なます
    (紅白の水引にあやかる。東北ではこれに、
    干し柿を加えて柿なますにする。)

  • 酢蓮
    (レンコンの酢の物、レンコンには穴が多数あるから、
    将来の見通しがきくようにと願う。)

  • 昆布巻き
    (よろこぶの語呂合わせです。巻物ということから、
    学問や教養も願います。)

  • ちょろぎ
    (長老喜といって、おめでたい当て字で読んだりします。
    らっきょうの繋がった感じの赤いものです)

  • 八ツ頭
    (里芋、たくさんの子芋ができる
    ということから、子宝に恵まれるように)

  • 花蓮根
    (最後には花を咲かせ、実を結ぶということから。)

  • たけのこ
    (天に向かって、真っすぐに育つことから、
    子供の成長や出世を願います。)

  • 手綱こんにゃく
    (こんにゃくを手綱に見立てて、作られたもの。
    手綱を引き締めて行くようにと、願いを込めて。)

  • 陣笠椎茸
    (椎茸の笠を陣笠に、見立てたもの。
    健康への願いが込められています。)

  • 金柑
    (財宝を意味します。金運を願いました。)


これらを、五段重に配置するといわれてますが、
本来は四段(死を連想するので、四段目は与の重と呼ぶ)
なんだそうです。

今は一段でも売ってるので、略式でいいそうですよ。
正しい説は、一貫していません。


ただ、三が日は本当にお雑煮だけで、
あとは料理しないために、煮物や酢の物を中心に、
がっつり詰めて、食べたら涼しい所で保管して、
毎回、同じものを食べていいんです。

とにかく三が日は、お歳神が来られているのです。
台所でバタバタしない、火や水の使用を控える。

それが、現代のおせちの世界なんです。

昔、CMであったように
「おせちもいいけどカレーもね!」
カレーをチンして食べたって、
それも、おせちなのかもしれません。


あ~誰か、おせちの重箱五段くれないかなぁ~。
お返しはありませんが一生、いや、その年は感謝します。

-正月
-, ,