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雑学

あなたは大丈夫?三寒四温の使い方!意味は?どの時期に使う?

三寒四温って言葉、聞いたことがありますよね。
日常会話で聞くというよりも、テレビやラジオなどで
聞く方が多いのでは・・。

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間違って使っていたり、間違った意味で受け取って
いたりすることって、案外多いですよね。


今回は、今さら人に聴けない、
「三寒四温」の意味や使い方について、
詳しく記載したいと思います。

三寒四温の意味と使い方!どの時期に使う?

三寒四温は、気象用語であり、
俳句の季語です。


『三日間寒ければ、その後四日間暖かく、それで一週間』
という、大きな意味だと考えてください。

俳句の季語を簡単に集めた『季寄せ』
(じっくり載せてるのが『歳時記』)
には、三日寒い日が続いて四日暖かい日が続く
という意味だと、記載されています。

本来、朝鮮や中国東北部に顕著な現象とあります。

どの時期に使う?

つまり、俳句では、冬の季語です。
冬(11月8日前後から2月3日まで)の
俳句に使える季語です。

実際には、旧暦で換算しますから、3月半ばまでは
使っていい季語です。

ただ、東北など東日本北日本では、
なかなか春らしい暖かさにはならないので、
3月いっぱいまでは、詠まれる方も多いです。

俳句は、十七文字しか使えない決まりがありますので、
基本、四温日(しおんび)と入れて、三寒四温の意味と
詠ませる技巧になります。

例句としては、苦鬼神子さんの句で
『四温日やペットボトルに陽(ひ)をあつめ』
などがあげられます。


なぜ三寒で、四温なのかというと、
もうすぐ春が来る。
春が来るまでの辛抱、という希望があるからです。

話がそれますが、3月11日に起きた
東日本大震災の被災者もまた、四温日に、
願いを重ねた人なのだと思われます。


使い方は?

さて、気象用語としての位置づけです。

残念ながら、天気予報士さんは
2月、3月の予報になると多用します。

じつは、気象学用語ではないのですが、
そういった、天気や温度差があるのです的な
使い方であり、方便用語としてお使いに
なっているのです。


季寄せにもありましたが、
元々は、中国の中心部や朝鮮半島北部で、
冬の気候を表す言葉として用いられていました。

冬のシベリア高気圧から吹き出す寒気が、
7日くらいの周期で、強まったり弱まったり
することから由来しています。
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必ずしも、寒い日三日、暖かい日四日って
ことではないのです。


日本ではその時期、早春の低気圧と高気圧が
交互にやってきます(西高東低)。

低気圧が通過し、寒気が流れ込んで寒くなった後、
今度は高気圧に覆われて暖かくなり、周期的な
気温の変化を、繰り返すことが多くなります。

このため、寒暖の変化がはっきりと現れる春先
三寒四温という言葉を、つい使ってしまうようになった
と思われます。

けれどこれも、四温日が主要になっており
『明日から暖かい日が続きますね』とか、
希望的な予報に使われるのです。


だから、春、夏、秋に使うと笑われます。
三寒四温は、に使う言葉です。



これと同様なのが「小春日和」であり、
これは旧暦の10月、現代の11月頃の、
日差しの暖かい日にしか使えない言葉なのです。

『11月の小春日和の一日』
などと表現するのは、間違いです。

春という文字が使われているので、小春日和と言えば、
なんとなく春や秋のポカポカと、穏やかな日を
イメージしそうですが、じつはこれも冬の季語なんですよ。

ややこしい・・(?_?)。
この辺りも少々、驚きですよね。


季語は、その季節ならではの言葉なので、
美しい日本語が、たくさん載っている季寄せは、
家庭に一冊、置いておくと良いかも知れません。

三寒四温など、暮らしに欠かせない言葉は、そこにあります。

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