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自己愛性パーソナリティー障害の特徴と接し方!自分だけが特別なの?

自己愛性パーソナリティー障害とは、
「自分は他の人とは違う!」といった、過剰な
自己意識を持ってしまうパーソナリティー障害です。

自らも偉大なものと感じ、そんな偉大な自分に
ふさわしい成功を夢想したり、他人に対して過度に
尊大な態度を取ったり、卑下したりします。

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当然、相手の気持ちには無頓着で、結果、
大きなトラブルや、人間関係の摩擦を起こしがちです。


しかしながら、自己愛性パーソナリティー障害に
おいては、そういった傾向があることによって、
その本人が、精神的に傷つくわけではありません。

むしろ、周りの人間の方が、被害をこうむる障害で
あると言えます。


ですので、自己愛性パーソナリティー障害は、
そういった傾向を持っていることで、社会的に
何らかの支障をきたしている場合にのみ、
問題となります。

もし、そのような状態できちんと社会に適応し、
社会的に支障をきたすことがない、もしくは
常識的許容範囲内にあるというならば、それは、
一つのライフスタイルであり、個性であると言っても
差し支えないでしょう。

もしかして、境界性パーソナリティー障害かも?
いう方は、コチラの記事も参考にして下さいね。⇩⇩
【人格障害】境界性パーソナリティー障害は女性に多い?
特徴や接し方は?


さて、実際に社会生活において、支障をきたす
自己愛性パーソナリティー障害の人の特徴は、
どのようなものなのでしょうか?
詳細に記載したいと思います。

自己愛性パーソナリティー障害の特徴

前述の通り、自己愛性パーソナリティー障害は、
過度な自らへの肯定感や、過剰な自己意識
持ってしまう症状です。

では、その症状が、いったいどんな特徴を
持っているのかについて説明します。

尊大な態度

自己愛性パーソナリティー障害における一番の特徴は、
他人に対する尊大な態度です。

自分という人間を過大に評価し、また他人の心情を
思いやることがない、という特徴を持つ、自己愛性
パーソナリティー障害を持つ人は、自らを肯定するために
他人を否定し、自らへの過大な評価を確定させるために、
偉そうで他人を見下そうとします。

つまり、他人を下に見ることによって、自分の相対的位置を
高めようとするわけです。

そして、このような態度をとることにより、周囲との摩擦を
生むことになります。

過剰な評価や称賛を求める

自己愛性パーソナリティー障害を持つ人は、常に自分が
優れていることの確証を、求めるという所にあります。

ですので、他人から過剰な評価や称賛を受ける事は、
客観的な自己肯定につながるため、そのような過剰な
賞賛や評価を、求めようとする特徴があります。

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また、こういう特徴を持っていると、おだてお世辞
非常に弱く、またそう言った行動を過剰に喜ぶために、
他人にそれを強要することもあります。

さらに、他人から確定的な評価をもらわないと、
自己肯定することが出来ないため、ランク付けや
点数評価を、異常に気にするという側面もあります。

他者から嫉妬されていると感じ、
また自らも嫉妬深くなる

自己愛性パーソナリティー障害を持っていると、
上記のような特徴から、人間関係に支障を
きたしてしまいます。

結果、そのような状態について、他人に、
注意やお叱りを受けることも、多々あります。

そうなった場合、自己愛性パーソナリティー障害を
持っている人は、その忠告を素直に受け取ることが出来ず、
それは自分に対する嫉妬であると、感じる傾向にあります。

さらに、自分より優れた人に接すると、
その要因を冷静に判断し、認識してしまうと、
自らが劣っている現実を直視しなければならないため、
感情的な嫉妬を感じることも多くなります。

限りない成功、強大な権力、
理想的な愛の空想にとらわれている

自己愛性パーソナリティー障害を持つ人は、
偉大な自分にふさわしいはずの成功や権力、
そして恋愛を常に求めています。


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しかし実際は、そのような成功・権力・恋愛は
訪れることがないのですから、そういった、
自分にふさわしいはずの社会的な待遇を、
空想し続けるという、特徴を持っています。


特に恋愛に関しては、相手にその空想上の理想を
押し付ける傾向にあり、過度に高圧的で相手を
束縛し続けるような、恋愛をしてしまう傾向が
あります。


自己愛性パーソナリティー障害を持つ人との接し方

まず初めに大切なことは、自己愛性に限らず
パーソナリティー障害は「人格」に係わる障害であるため、
それが個人の怠惰や、自制心の無さを原因とした、
良くない個性であると、とらわれがちだという事です。

そのせいで、その状態を頭ごなしに否定されたり、
非難されることで、状態を悪化させることもあります。


まず最初に行うべきことは、その症状を理解し、
その知識を持つという事になります。

その上で、自己愛性パーソナリティー障害を
持つ人との接し方について説明します。

「自分は特別だ!」と、思っている症状で、
自己顕示欲が強い、ということもあります。
⇩⇩コチラの記事も併せて、参考にして下さいね。
自己顕示欲とは?SNSでアピール?
自己顕示欲の垂れ流しにご注意!



自己愛性パーソナリティー障害を持つ人は、
これまで説明してきたように、自らを過度の偉大であると
証明するような行動を他人に求めたり、
また、自分でそうあろうと尊大にふるまう事で、
社会での軋轢を生みます。

しかしこの根本には、実は「ありのままの自分」に対する
大いなる劣等感と、そんな自分を愛することが出来ない
という精神があると言われています。

ですので一番重要なことは、相手を貶めたり、けなしたり
しないという事です。
そして、相手より優位に立たないようにすることが、
大事になってきます。

ひとつには、相手と競わないという事があげられます。
 
自己愛性パーソナリティー障害を持つ人は、
常に、自分が優位に立っていなければ、
自らの価値を認めることが出来ないのです。

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そのため、誰かと競い合うという場面になると、
妨害や挑発をするなど、過度に攻撃的な態度を
取ることがあります。

どうしても、相手より上に立たなければならないと
感じているため、誰かと競っていると感じたとたんに、
どんな手を使ってでも、上に立たなければならないと
思い込むというわけです。


そうならない為に、自己愛性パーソナリティー障害を
持つ人とは、競わないように気を付けましょう。

そして、最も効果的な接し方は、
『相手を受け入れて、褒めてあげる』という事です。

自己愛性パーソナリティー障害を持つ人が、
尊大であったり、高圧的であったりするのは、
自分が他人より優位であることに快楽を感じるの
ではなく、そうしないと安心できないからです。

ですので、一番効果的なのは受け入れること、
そして褒めることです。

そうすることで、相手の承認欲求を満たして
あげることなのです。


相手の話に共感してあげ、けなしたり、馬鹿にしたり
することなく、時には褒めながら受け入れていくことで、
自己愛性パーソナリティー障害を持つ人に、安心を与え、
味方であると認識させます。

こうすることで、より円滑な人間関係を
築くことが出来るでしょう。

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