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風習

初午の意味とは?いなりを食べるってホント?どんな由来があるの?

「初午の日って、いなり寿司食べる~?」

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友人3人で昼食中、1人が突然言い出した!。
わたしは、いなりを食べるどころか、初午さえ初耳。
「それなに?初めて聞いた!」と言うと、

宮城県出身の友人が、
「いやいや、初午と言えば、火伏の虎舞でしょ!」
と言い出した。

わたしは無知なため、どちらも知らない・・。(。´・ω・)?
(少しは、勉強しろよっ!)(-"-)

「それって、なになに?祭りなの?日本の風習なの?」
お祭りも好きだし~、いなり寿司も大好きだし!(・∀・)
(遊ぶ事と、食べる事ばっかりじゃん・・)(-"-)

ってことで、今回は初午について、
詳し~く調べてみました。

ぜひ、参考にして下さいね。

初午の意味や由来とは?

初午(はつうま)とは、2月の一番最初の、
午(うま)の日のことを言います。


実はこれは、稲荷社のお祭りの日で、
『二月の初午』とも呼ばれています。

新暦(1月)の最初の午の日も、初午と言えますし、
旧暦だと3月に初午が来ますし、また、宮城県では、
4月末に、初午のイベントがあるんですよ。


初午は、稲荷神社とは関係なく、地域や風習に
よって、様々な催し物が行われているようですよ。

今回は、『稲荷社の二月の初午』について
記載しています。

稲荷社の初午

稲荷社(おいなりさん)の本社である、
伏見稲荷神社の、ご祭神である宇迦之御魂神
(うかのみたまのかみ)が、伊奈利山に降り立った日が、
和銅4年2月11日であったとされ、この日が初午だった
というのが由来です。
(711年3月4日、2月9日、3月2日説もあります。)

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宇迦之御魂神は五穀豊穣の神様だった?

まだ、五穀がとても貧しい時代、宇迦之御魂神は
伊奈利山に降り立った、五穀豊穣の神様でした。

初午は、その年の豊作祈願の原型
『山の神を迎えて田の神を祀る』農耕信仰儀礼であり、
それが稲荷信仰と結びついたとも、言われています。


ですが、おいなりさんには、
おきつね様が祭られていますよね。

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なんで唐突に、狐だったんだろ?(。´・ω・)?
と、思いませんか?。

なんで、狐も祭られてるの?

狐は、他の動物と違って、田んぼや山で遭遇した時に、
一目散に逃げないで、一回人間と目を合わせるという
性質を持っています。(怖っ!)(◎_◎;)

そのため、「田んぼなどを見守ってきたよ」と、
人間にアイコンタクトを送っていると、昔の人は
考えたのですね。(ご苦労さんです)(^◇^)

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そのころ、
民間信仰において狐は、言わば、田の神なんです。

ですから、昔の地名に『狐塚』という所も多く、
亡くなった狐の霊を鎮め、豊作を祈願したのだと
思われます。


それから後に、稲荷神社の豊作と狐の田の神が、
歴史の中でからみあって、稲荷神社には、
おきつねさんがいる、と考えられたんだと思います。

んじゃ、初午の日にいなりを食べるってのは、
どこから来たの?


初午の日にいなりを食べるってホント?

おきつねさんの好物は、油揚げだから、
それでごちそうを作って、お稲荷さんと呼ぼうと、
誰かが仕掛けたと推測されます。

狐は雑食ですから、油揚げを食べない事はありませんが、
じつは、そんなに好物でもないそうですよ。

ここに、もっと別のお話があって、
宇迦之御魂神(うかのみたまのかみ)は、
インドでは別名で呼ばれていて、
その捧げものが、肉を油で揚げたもの
だったそうです。

でも、日本では殺生は仏道に反するので、
(稲荷社は神社ですが・・)
油で揚げたもの⇒油揚げになって
狐の好物にされちゃったんですね。

で、油揚げを甘辛くたいて、中にご飯を詰めたものを
『お稲荷さん』と呼ぶようになり、初午に食べるように
なったかと・・。

でも、初午にお稲荷さんを食べるのは、
信仰している方や、一部の地区だけであり、

全国、土地によって、それぞれの
初午の日の風習がありますので、
あまり知られていない気も・・。

「食べましょう、食べましょう!」と、
今、煽るのは、お商売のためではないのか?
と、いう気もします。


ですが、もちろん信仰している方や、その地域の
風習では、お稲荷さんを食べているんですよ。

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そのせいか、お稲荷さんは、関東では俵型ですが、
関西では、狐の耳に似ているように三角形です。
この辺りもなんか、狐さんに関係している
ようにも思えますね。

最後に

わたしの友人の、宮城県の初午をちょこっとご紹介。

宮城県の初午は4月。
イベント化してしまったので、今は午の日ではなく、
4月29日に固定化されているそうです。

加美町の中新田という地区で、火伏の虎舞をして、
火事が起きないことを祈願します。
この地区は、早春から初夏にかけて強風が吹き、
大火事がたくさん起きました。

『雲は龍に従い、風は虎に従う』の中国の故事に習い、
虎の威を借りて風を鎮めようと、稲荷明神の
初午まつりに奉納したのです。

この虎舞いの虎に、頭を噛む振りをしてもらうと、
1年間健康で過ごせると、言われているそうです。

全国、地域によって、色んな願いが込められた
初午の日があるようですね。

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