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病気

摂食障害とは?考えられる原因は?家族はどう接したらいい?

10代の娘が摂食障害に・・・
母親なら当然なんとかしてあげたいと思いますよね。

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摂食障害とはどのような症状をいうのか、
そして何が原因で起きてしまうのでしょうか?

もしも、大事な家族が摂食障害に
なってしまったとき、
家族はどのように接すればいいのか?
などを、わかりやすくお話します。


摂食障害とは?


摂食障害とは、大きくわけると
「拒食症」「過食症」の二つがあり、
食べることに対して、何らかの心理的な問題を
抱えている状態を指します。

拒食症にはさらに、食べないでやせていく「制限型」と、
食べて吐くを繰り返す「むちゃ食い/排泄型」があります。

いずれにしても、体重に対する過度なこだわりがあり、
やせること、スリムになることに異常な執着
あることが多いのです。
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過食症には嘔吐や下剤の乱用を伴う「排泄型」
「非排泄型」があるのですが、
食べ過ぎているという点は、共通しているので
治療方針は基本的に同じです。


摂食障害とは誰にでも起きうることなんです。
摂食障害は心の病気で、自分の意思でだけで
どうにかなるものではありません。

その行為が、自分を苦しめていることが
頭ではわかっていてもどうにもならず、
本人が一番辛い思いをしているのです。


摂食障害になってしまう原因は?


摂食障害を発症する人の90%は女性だといわれ、
そのうち10代の占める割合が、年々増えていることが
問題視されています。

中には10歳から発症する子も、少なくはありません。
ではどうして、摂食障害になってしまうのでしょうか。

ひとつには、「やせている=美しい」「肥満=醜い」
という社会の風潮が、大きな原因のひとつです。

人から見ればちっとも太っていないのに、
誤った価値観を持ってしまった人は、
太るということに多大な恐怖心を持っています。



極端な食事制限をするのが拒食症、
そして食べた後に、罪悪感や体重を維持しようとして
嘔吐したりするのが過食症です。

そして・・・
  • 努力家
  • 完璧主義者
  • 自分に自信を持てない
  • 自己評価が低い
  • 自己嫌悪感が強い
  • 困った時に誰にも相談できない
  • ストレスを抱えやすい
など、摂食障害になりやすい人の特徴があります。


摂食障害は心理面での影響もとても大きいので、
心と体、両方からのアプローチが必要になります。


摂食障害になったら家族はどう接すればいい?


摂食障害は心の病なので、治療がとても難しい病気です。
注射一本打てば治る、というものではないからです。

摂食障害の治療は栄養を取りながら
体力を回復させていくとともに、
心理療法を主として、自分の状態をしっかり把握してもらうこと、
病気について理解してもらい「治りたい」という気持ちを
持ってもらうことが大切です。


そして一番大切なのは、家族のサポートなのです。

10代の娘が摂食障害になってしまったら、
自分の育て方が悪かったんだろうか?
子どもへの接し方が悪かったんだろうか?と、
自分を責めてしまう親御さんが少なくありません。

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確かに、ちょっとした親子げんかなどと、
お子さんが抱えているストレスなどが
複雑に絡み合った結果、摂食障害を発症する
ということはありえます。

ただ、「家族」が原因で摂食障害になるわけではなく、
本人の心の中にあるものですから、
その原因を追求しても、摂食障害を克服出来る、
というわけではありません。

それよりもまず、摂食障害という病気を
正しく理解することです。


そして、わがままだとか気持ちが弱いからだと
責めるのではなく、
やめたくてもやめられないという辛い状況を理解し、
受け止めてあげることが一番大事なのです。

本人の中には必ず「治りたい」「もっと幸せになりたい」
という気持ちが隠れています。

ですから、体重や食事についてあれこれいうのではなく、
その気持ちに寄り添ってサポートをしていくこと、
ゆっくり焦らずに治療を進めていくことが大切です。

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