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黙秘権とは?なんのために使う?黙秘のままだとどうなるの?

『あなたには黙秘権という権利が与えられています。
ここで話したことはすべて、調書に記載されます。
それで、不都合がでる場合は、一切なにも話さない
という権利が黙秘権です』。

よく刑事ドラマなどで、耳にする言葉ですよね。


わたしは逮捕されたことはないんですが、
交通事故被害者として検察庁に呼ばれた時に、
一番に言われました。

えっ、ええ~?わたし被害者ですけど・・。
轢かれたの私で、怪我したの私なんですけど・・。
まっ、少し理解出来ない黙秘権もあるようです。

今回は、黙秘権とは?何のために使うのか?
ずっと黙秘だとどうなるのか?などについて
記載しました。

黙秘権とは?なんのために使う?

被疑者(加害者)さんが、不利益になる供述を
強要してはならないと、刑事訴訟法で決められているので、
「これ言ったらなんか、刑罰になるかな~?」は、
しゃべらないで良いというわけです。

ただ、しゃべらないで、ずっと1年も2年も無言でいたら、
取り調べ自体が進まないし、自分の人生の時間でもある
勾留期間が長引くだけです。

自選にせよ国選にせよ、担当弁護士と相談しながら、
黙秘権の期限は、決めた方がいいでしょう。


黙秘権は、憲法38条1項で
『何人も、自己に不利益な供述を強要されない』
と、定められています。

ただ、何もしゃべらなくても、刑事ドラマにありがちな、
刑事さんが勝手に調書を書いてしまい、サインさせられる
ような場合もあり、せっかく黙秘権を貫いたのに、
しゃべった事になってしまう、ってことも、
少なくはないです。

黙秘のままだとどうなるの?

また反対に、完璧にしゃべらない人

そう名前も住所も、ため息すらしないから、拘置された
番号で裁判所まで送られて、そこでもしゃべらず・・。
そのまま番号で、懲役刑が決まってしまった例も、
最近ではありました。


ですから、どこまでが黙秘権であり、名前くらいは
言うべきではないか?。
名前言ったらマイナンバーで、全部データが
出ちゃうからしゃべらない?。

『黙秘権』ややこしい権利になってしまいました。

ただ、黙秘を貫いたとしても、

共犯者や第三者が、
『この人で、こういう事やったの目撃してるよ!』
という、言い逃れのできない証拠が揃って
しまってる場合。

また、のちのち話す気になった場合、
黙ってた期間は、反省の色が見えなかったと、
量刑が重くなる場合もあります。

だから、必ずしも、メリットだけではないんです。
デメリットも同じくらいあるわけです。




先にあげました、番号で呼ばれた被疑者も、
判決は降りて受刑者になり、刑期満了になり、
刑務所を出ました。

でもね・・
本来ならば、ここで保護司さんの援助や
『受刑経験があっても将来を作る』支援者
迎えてくれます。

でも、名無しであるかぎり、その援助などは
得られません。
また、名無しなので、その晩からの寝るところも
なければ、職場もありません。

あの黙っていた人は、いったい今なにをして、
生きているのでしょうかね・・。


完全黙秘権は、ずっと何もしゃべらないことです。
刑についてはしゃべらないけど、雑談には応じる、
また、相づちは打つ等は、一部黙秘権となります。


やってないなら、やってないを貫き通す。
その方が、黙秘権貫くよりも、いいのではないでしょうか。

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