ハテナアンテナ

あなたのハテナをわかりやすく解説!

病気

逆流性食道炎の原因は加齢じゃないの?食事や薬ってホント?

2016/07/10

友人はいつも、胸やけや、むかつきの症状がひどくて、
一緒に食事に行っても、あまり箸がすすまない。

310139
「また、食べられないの?」と言いつつ、
話には花が咲くもんだから、わたしもあまり
気にはしていなかった。

だけど先日、あまりにも症状がひどいので、
病院へいくと、逆流性食道炎と診断されたらしい。

「逆流性食道炎?」なにそれ?
重大な病気なの?

わたしも、あまり聞きなれない病名だったので、
どんな病気なの?なにが原因で起こるんだろ?と思い、
逆流性食道炎のことを、調べてみました!

わたしも、逆流性食道炎と診断されたんだけど、
イマイチ原因が分からない・・
という方は、ぜひ、参考にしてみて下さいね。

逆流性食道炎とはどんな病気?

逆流性食道炎という病名、聞き慣れない、
といった方も多いと思います。

食道とは、口から入った食物を胃に送るための
管であり、本来は一方通行路であります。

食道と胃の間は、下部食道括約筋
(食道を外からグッと押す役目の筋肉です。)によって、
通常の状態なら閉じられていますが、
食物を飲み込んだ際に開いて、食物を胃に送り込みます。

胃に送られた食物は、胃液によって分解され、
小腸で吸収しやすい状態になります。

胃の内部では、胃液から粘膜を守る
防御機能が働いています。
これは胃液、胃酸は強酸であるためです。

しかし、
食道には、この防御機能が働かないため、
胃酸がなんらかの原因で食道に逆流してしまうと、
食道粘膜は強酸で荒らされてしまい、
炎症を起こしてしまうのです。

また胃液は、
食物中のたんぱく質を、分解する働きもあるため、
胃酸によって分解された、タンパク質分解酵素も
食道を傷つけてしまい、踏んだり蹴ったりの不快な症状が
表れてしまいます・・・。


344376

この逆流が繰り返し起こってしまうと、食道粘膜に
びらんや潰瘍が生じ、胸やけや胸痛、呑酸などの
不快な症状を起こしてしまうのが「逆流性食道炎」です!!


原因はどこにあるの?

今までですと、逆流性食道炎は高齢者が罹る病気と
考えられていました。

それは、加齢による下部食道括約筋の筋力低下が、
原因で起こっていると、言われていたのですが、
昨今、若い人の発症が増えています。

プロ野球オリックスで活躍している、安達選手も
今年、逆流性食道炎の発症で、一軍スタートが
遅れてしまったのです。

ではなぜ、筋力の低下が高齢者に比べ、低いであろうと
考えられる若者が、罹ってしまうのでしょうか?


その原因として考えられるものに、
以下のようなことがあります。

・食事によるもの

原因のひとつとして考えられるのは、
「食事」、「食事の内容」です。

ちまたに溢れるおいしい食事、どんどん欧米化も進み、
腹8分目ではなく、目一杯食べてしまう、
「食文化の変化」「食べ過ぎ」です。

お腹に優しくない食事は、胃の働きが過剰、活発に
なってしまい、逆に、食事を摂っていない時間帯に、
下部食道括約筋の筋力が低下し、胃液が逆流してしまいます。

当然、栄養源となる食材の摂取は必要です。

しかし、タンパク質の多い食事は、消化に時間が掛るため
逆流の原因ともなるので、気を付ける必要があります。

・便秘によるもの

「便秘」も、一因として挙げられます。
便秘によってお腹が張り、胃は腸からの圧迫を受けます。

そうなると、胃の圧迫により食道への逆流が
起こりやすい状況になってしまうのです。

常習性便秘症の方に、逆流性食道炎の症状が見られ、
若い人でも、逆流性食道炎が起こりやすいことが
解っています。

若い人に多く、この病気が見られるのは、食事の内容が、
「粗食」から「欧米食」に変化したことです。

やはり、便秘改善のためには、バランスの良い食事を
摂ることが、発症を防ぐことに繋がるのではないでしょうか。

・背が曲がった人

上記の項目でも述べたように腹圧、お腹の圧迫は、
避けなければなりません。

背中が曲がると、胃の中の圧力が高くなり、
逆流を招くことに繋がります。

・薬の副作用によるもの

処方され、普段いつも服用していた「薬」
副作用によって、逆流性食道炎を発症してしまう
ということもあるので、注意が必要です。
486208 降圧剤(血圧を下げる薬です)や、喘息薬などの
副作用には、下部食道括約筋の筋力の低下を招き、
逆流性食道炎の副作用報告がありますので、

血圧異常や、喘息をお持ちの方は、
正しい薬学知識を持ったドクター、薬剤師に
相談することをお勧めします。

最後に

どの病気にも言えることなのですが、
ちょっとした違和感、異変を感じたら、
医療機関にて、診察を受ける事をお勧めします。

病院マニアになれと言うことではなく、
重症化してしまい、取り返しのつかないことだけは、
避けなければならないからです。

また、薬物治療だけでなく、
食生活、生活習慣の改善を行うことも大切です。


腹8分目ではなく7分目にし、酸味の強い食材を避け、
アマニ油や、オリーブ油を食事に摂り入れると、
予防に繋がるとの報告もあります。

まずは、食習慣を見直しましょう!
くれぐれも、自己診断だけは避けて下さいね。

-病気
-, ,