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二十四節気・雑節

秋分の日の由来!おはぎはこうして食べるようになった!

今から45年ほど昔、新聞休刊日は、
正月2日と、春分の日と秋分の日しかありませんでした。

「新聞がお休みだからね、しんぶんの日で、春分の日
と秋分の日があるんだよ~」と、うちの親の迷回答でした。

微妙に言えない、でも信じたな〜。

さておき、
秋分の日は、どのようにして始まったのでしょうか?

今回は、秋分の日の由来やおはぎについて、
詳しく記載したいと思います。

秋分の日の由来!

秋分の日は、昼と夜との長さが同じだから
という設定ですが、実は微妙に昼間の方が長いです。

けれど、これは、仏教という日本古来からの
宗教に乗っ取った位置づけがあり、秋分の日、春分の日を
設定することによって、お彼岸の日程「お彼岸の中日」
として、定めるようになったものです。

またそれに不随して、
「先祖をうやまい、なくなった人をしのぶ」
ことを趣旨として1948年(昭和23年)に法律で
決められた、国民の休日でもあります。
(休日としては、1978年(明治11年)から続くもの)。

秋分の日を含む、秋のお彼岸は「後の彼岸」とも呼ばれ、
本当に「お彼岸」と呼ぶのは、春彼岸(春分の日があるほう)
なんですよ。

「彼岸」というのは仏教用語で、現世の此岸(しがん)
に対して、極楽浄土のことを言います。

この期間は、彼岸と此岸が交流出来ると言われ、
お墓参りをして、先祖供養をします。


はか線香

つまり、お墓などに先祖が滞在していることを意味します。

逆にお盆は、地獄の釜の蓋も開くと言われ、
ご先祖さま自身が、自宅に帰ってきます。

ですから、お盆の入り日にお迎えとしてお墓に参るのです。

ですから、帰りは基本8月29日ですが、地蔵盆、
二十日盆などとなると、終わりが曖昧なのです。

ご先祖さまが帰りたい日が、お盆のおしまいの日です。

お彼岸は滞在しているので、その中でも、
西方浄土と呼ばれる極楽と、私たち生きてるものが住む、
東との時間が同じ、という意味合いを中日とし、休日を
設定してまで、お墓の先祖に会いに行くというわけです。

気持ちが一番伝わる日と考えたのでしょうか。

さて、一応昼と夜の時間が同じという設定上、天文学暦に基づき、
基本9月23日になることが多いです(今年は22日)。

また、9月21日が中日となるのは、2876年の未来であり、
9月24日が中日になったのは、1974年のみであり、
後は近々でも2103年ですから、法律的には
振替休日のこととかは未定です。

そして、秋分の日といえば、おはぎですよね。
どうして、おはぎだったかご存知ですか?


おはぎはこうして食べるようになった!

さて、最近は年中通して、「おはぎ」と呼ばれることが多く
困ったものですが、秋彼岸に食べるから「おはぎ」です。


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これは、秋に萩の花が咲くことから、由来しています。

同じ食べ物ではありますが、春彼岸には「ぼた餅」
呼ばれます。
これも、牡丹の花が咲くことから、由来しています。

俳句や和歌など、四季の移り変わりに敏感な
日本人だからこその言い分けだと考えられます。

そして、なぜそれを仏前にあげるようになったかと言えば、
砂糖が貴重品だったからに他なりません。

貴重で大切なものを、先人たちに捧げていただく
(食べられないものは、お墓にあげるなと言います。
エコな今日、お供えしてその場で食べてくるのが
お墓や、それを管理するお寺への配慮かと思われます)。
そんな思いで、江戸時代から始まったとされています。

秋彼岸には、彼岸花も咲きます。
そのあでやかな紅と萩の花の可憐な赤に魅了されつつの
お墓参りもいいでしょう。

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お墓が遠い人は、
家で故人に思いをはせるのもいいでしょう。

秋分の日とは、そんな日のことを言います
(決して新聞休刊日ではないです)。

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