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生活・暮らし

師走の意味とは?お坊さんが語源ってホント?

2016/08/30

日本では12月のことを「師走」と呼びますよね。
でも、それってなんで?と、思いませんか?

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子供の頃、「お坊さんも忙しいから!」
聴いたような記憶は、あるのですが・・
なんとも、あやふやな記憶。

12月に入り、なにかと忙しくなると、
よく使われる言葉なので、ここはちゃんと意味を
知っておこうと思い、今回は「師走」について
記載しました。

ぜひ、参考にして下さいね。

師走の意味とは?お坊さんが語源ってホント?


歳時記には、元来陰暦
(今の1月10日頃~2月6日頃まで)の
12月の異称であるが、現行暦12月の異称として
慣用すると、あります。

まあ、12月を「師走」と言って、
間違いはないと思われます。

語源は様々あります。
一番一般的なのが『師馳(は)月』(しはせづき)です。

家々で僧侶を迎えて、お経を読んで頂く、師(僧侶)が
走るから師走ということです。


でも、ここ50年くらいは、12月の寒い時に
わざわざお坊さんが、家に来るって習慣は
聴いたことがないけど・・

ですが昔は、お盆と同じく先祖のために、
冬にもお坊さんに来ていただくという、
そんな習慣があったのです。

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となれば、旧暦がドンピシャです。

今暦の1月16日(旧暦だと、12月7日あたりに当たる)は、
今も昔も藪入りで、年に2回地獄の釜の開く日です。
(もう一日は8月16日)。

この前後に、お坊さんにお経をあげに来て
もらったとすれば、師は走ります。

そのため、「師走」はお坊さんが語源であるとも
考えられます。


語呂合わせとも!


次に、日本書紀、万葉集的由来を書きます。

仕事(しごと)、四季(しき)、年(とし)の
『し』をとったものです。

『わす』は『果たす』=『終わる』と、とらえます。

つまり、年が果てる。
と、『し』が終わる。

つまり、『しわす』であり、『師が走る』
当て字として、後に付けられたということです。

これは、すべてにおいて合点がいきます。

言葉遊びが好きというか、言葉に敏感な日本人の
長い歴史において、こういった語呂合わせは、
あり得る説明です。

一つの年が終わる。
1年が終わる時、人間というものは、今年のうちに、
あれもやっておきたい、これもやっておきたいと、
心も体も、とても忙しくなるものです。

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特に、昔ですと、師業と言われる3職業である、
教師や理美容師、医師などの仕事はピークに達し、
自分の時間ではなく、他人に施す時間にとられ
てしまいます。

特に理容師、美容師は、25日を過ぎた頃から
朝5時~夜中の1時、2時まで働いていました。

本当に走って行動しないと、ご飯さえ食べられない、
トイレもおちおち行けないのです。

だから、あながち師が走ってまわる『師走』という
言葉は、間違いではないかもしれません。


でも、できないことは、できないとあきらめて、
新年に託して、天皇誕生日からクリスマスイブに続く
連休を、師業でもエンジョイして楽しく過ごす。

それが、師走のあり方に変わりつつあるのが、
現代と言えるのではないでしょうか。

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